私たちの考え方 ~Way of thinking~

■仕事の報酬は仕事

多くの人は仕事の「報酬はお金」だと思っています。
ただ、そうすると本当にお金以外のものは手に入らないものです。

喜びや成長といったものはない。
だから、年とともに先細りしていく。

私たちはこう考えるています。

「仕事の報酬は仕事」

良い仕事をすれば、また良い仕事を任せてもらえる。
仕事ぶりを見て、「あなたに頼みたい」という人が増える。

仕事を任せてもらえたら、また良いようにしようとする。

結果、相手も自分も喜ぶ。
だから、続く。良い循環が生まれて末広がり。

私たちの活動 ~Activities~

テラスオリジナルは兵庫県明石市を拠点とし、近隣地域でホームページ制作（Web制作）や、ロゴデザインなどのブランディングを行っています。

企業や商品などの潜在的価値を引き出し最大化するために、異業種出身ならではの知見や経験、感性に基づいた制作を追求しています。
企業規模の大小、個人を問わず、成長を求めるみなさまの事業展開・販売促進のサポートを通して、地域社会の活性化と、ひとりでも多くの人々が心豊かでハッピーになれる社会の実現に貢献することをめざしています。

私たちのポジション ~Position~

ありがちな「自社の実績をアピールすることが優先された提案」や「費用対効果が少ないと考えられる提案」ではなく、結果につなげるために「本当に必要な内容」をご提案する。「表面的なデザイン」ではなく「計算され説明可能なデザイン」をする。そして「営業コストを最小限に抑え、公平性を保つ」こと。
異業種で培った感性の力を通してデザインやブランディングをし、真摯にみなさまと共に取り組む努力を成果につなげていく。これが、私たちテラスオリジナルのめざすところです。

お客様への約束 ~Promise~

ただ見た目を整えるだけなら、他にもっと安い制作会社があります。
しかし、同質化（コモディティ化）が進んだ現在、目標もなく単に制作するというのは非生産的であり、効果的ではありません。

テラスオリジナルでは、本気で取り組みたい方、成果を出していきたい方のために、単なるWeb制作ではなく、異業種で培った知見と感性に基づき調査・解析・分析などを行ない、問題の発見、解決策のご提案をしています。そのため、お客様に言われたことを否定することも少なくありません。
何故なら、立場が違うと捉え方も変化し、同じものでも表現一つで全く違うものとなるからです。

お客様の利益を追求し、成果を出していくことは私どもの使命でもあります。
小さなチームとしては決して安くはありませんが、一部の制作会社にしかできない高度な企画提案、コンサルティング、品質、企業としてのセキュリティ対策など、価格以上の価値を感じていただけるものと自負しています。

テラスオリジナルは、お客様のパートナーとして、堅固な土台作りからビジネスの成長まで二人三脚でお手伝いいたします。

お客様への保証 ~Guarantee~

万一、制作物に不具合が判明した場合は、納品後30日間無償で修正いたします。
また、はじめての方もご安心ください。ご希望をお伺いし、できるだけわかりやすくご説明いたします。
公開後の運用が不安な方や更新の外部委託をお考えの方には、更新サービス（有償）をご用意していますので、お気軽にご相談ください。

ご注意▼
納品後のOSやブラウザ・外部サービスのアップデートや仕様変更、当方以外による造作・工作がなされたことに起因する場合は対象外です。
また、該当部分の制作代金を越える責は負わないものとします。

名　称：テラスオリジナル（TERASU~original~）
代表者：大吉美樹
所在地：兵庫県※詳細はお取引のお客様に開示いたします。
創　業：2024年04月09日
従業員：2名
連絡先：お問い合わせフォームよりご連絡ください。
※営業電話が多いため、電話番号の記載は控えさせていただいております。
営　業：10:00〜18:00
休　日：不定期
事業内容▼
サーバー・ネットワーク構築／データベース構築／オリジナルサイト企画・設計・デザイン・制作・管理・更新・保守・運用／カラーミーなどのオンラインショップ構築／SEO対策・サイト高速化／Webサイトの改善コンサルティング／ロゴデザイン・ブランディング／パンフレットなど広告宣伝・販促物のデザイン／テスト・検証・バグ修正(デバッグ)／ホームページ改修・リニューアル／ノーコードへの変更

チームの物語 ~Stories~

テラスオリジナルの考える“制作”とは、原動力とは。
私たちの考え方や取り組みについてご紹介します。

私たちは全員、もともと事情のある子供たちの集団です。
親の無い子、親が犯罪を犯した家庭の子、虐待児、ヤングケアラーの集まりで、長年にわたり劇団をしていました。

「有名になりたい」などではありません。
居場所も夢も希望も無く、学も得意も無い者たちには出来ることも無いのです。
ほとんどの者が「自分たちと同じ境遇」の「捨てられた猫、虐待された犬」を家族にし、支えにして暮らしていました。

やがて中学を卒業し就職の時期が来ましたが、親が犯罪者の子供には就職先もありません。
いたしかたなく、14、5歳を中心に「将来のために体ひとつで出来ること」「誰かの役に立ちたい」「共に成長し、喜びを共にわかちあう存在でありたい」とボランティアのドサ回りから始まり、沢山の出逢いの中で自分たちには「劇団」が居場所となり、役として現実とは違う人生を歩むことで心のバランスが取れ、状況は変わらずとも日々の葛藤があろうとも雑草の如く「強く・たくましく」笑顔でキラキラと活きの良い日々に変わっていきました。

気がつけば、スポンサーを始めとする、24時間テレビ、有名企業や国や自治体、学校法人や中小企業まで多様な方に応援をいただき、色々なことを経験し学びを得ることができ、生活も出来るようになりました。

時が経ち、みんな大人になるにつれ幼い頃のトラウマから「お金さえあれば」と仕事優先となり、結婚・出稼ぎなど様々な事情から「劇団」を解散し、ほとんどのメンバーがそれぞれの道に進みました。
バラバラに生きる今も、劇団でしていた色々な活動の中で、私たちの家族だった「動物との共存」、私たちと同じ境遇の「子供たちの支援」、優しくして貰った記憶の多い「お年寄りの支援」など、元メンバーも含め現在も継続しています。

それぞれの道に進んだ私たちが再び集結したのは5年前。

ひとりの元メンバーが介護職に就きバリバリ働く中、突発的に起こった要介護者の転倒を防ぎ、左足首靱帯損傷で歩行困難となり退職。
当時、50歳の誕生日を迎えたばかりの彼女は、途方に暮れていました。

でも、そんな彼女に予期せぬ救いの手が差し伸べられました。

それは「手のつけようのない頑固じいさん」と呼ばれ、何度訪問しても誰にも介護させなかった要介護者で、元メンバーが介護職について初めての訪問先の方でした。
誰にも介護させない「手のつけようのない頑固じいさん」は、所見から唯一、彼女にだけは心を開き、介護をさせたのです。

その方は、彼女の退職を知り「わしの会社で働いて、黒字回復手伝ってくれ」と呼んでくださり、また「仲間も連れてこい」と数人の元メンバーも雇ってくれました。
後に雇用理由を聞くと「わしは神風特攻隊の生き残り、ぎょうさん理不尽な無念を見てきた。子供もおらんし、身内とも疎遠。あんたらと一緒や。あんたらのたくましい姿を見て応援したかった」と。

それから4年。
事務職どころか会社経営などしたことも無い者ばかりでしたが、社長共々みんなで力を合わせ、2年で黒字回復、3年目には全デジタル化。
そして新規事業開拓中の時、元気だった社長が亡くなり、顔も見たことの無い「親族」が現れ、社長の資産10億と会社の株100％を相続し、2023年2月「甥」という人物がやってきて、「ここをマンションにしたいから廃業します。月末に全員解雇」とだけ言い、去って行きました。
名も知らぬ相手に抗議も出来ず、私たちは最後のご奉公と放置されていた遺骨を「無縁仏」として供養しました。

この日、私たちの運命は再び急落し、運命の歯車が再び回り出した。

「ここで負けたらアカン。1日でも自分のしたいことしてから諦めろ」とヤングケアラーの肩を抱き、一念発起したのは、劇団の創立者であり、26年間代表としてみんなを引っ張り、亡き社長にスカウトされた彼女でした。

劇団解散後、派遣なるものが登場したりという時代の流れもあって私たちが定職に就けなかった話に、社長はちょくちょく「何を言うとんねん。そんだけ色々と出来るちゅうこっちゃ」と言っていた事を胸に「チョット頑張れば、まだ出来ることがある」と携帯電話すら携帯しない分際で、未知の「IT」。
そう、このプログラミングの世界に飛び込んだのです。

その時55歳。事情持ち育ちの彼女は、過去、家庭事情に追われて中学もろくに出られていないのに、あまりに無謀な挑戦です。

未だ彼女を応援する方の支援で、プログラミングスクールに入学。
英語すら分からない彼女は入学当時よく「宇宙人と話してるみたい」と言っていました。
それでも「みんなで再起」の熱い想いを胸に、毎日10時間以上、時には徹夜で勉強をしてスクールを卒業。
マンツーマンレッスンの先生にも恵まれ、卒業時には、1ヶ月で4サイト作れるようになっていました。

在学中、彼女は気付きました。プログラミングという形では無いが、デザインやブランディング、コンサルティングも全て、長年にわたり劇団でやっていたことに。そう、過去に無名のドサ回りから、テレビや映画の仕事が来るように導いた戦略は全て、ここに繋がっていると。

「ホームページは目で見て五感に訴えるもの」その台本と総合演出をして、生の結果が来る。
まさに、これまでの舞台の道と同じでした。
役者でもある彼女は、当然、個々の立場での受け取り方の分析も表現もお手の物。
劇団でも4年間の社会人生活でも向かうところ敵無しの成績です。
ただ、おそらくこの業界にはいないであろう角度からの視点ですので、今のところIT界では、吉と出るか凶と出るかはこの先のお楽しみです。
元メンバーたちも、リーダーが｢手伝って｣と迎えに来てくれることを楽しみにしています。

私たちのサービスは安くはありませんし、安くて早くて都合のいい制作会社でもありません。
もしかすると、想定されていたよりもコストがかかるかもしれません。しかし、私たちが幼い頃に目指した「誰かの役に立ちたい」「共に成長し、喜びを共にわかちあう存在でありたい」という強い志は今でも生き続け、取り組み続けています。
振り返った時、心から「頼んでよかった」と思っていただけるように。
テラスオリジナルは、これからも進化を続けます。

こんな私たちですが、力戦奮闘しますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。